いまどきの情報整理術
まずはこの写真をご覧ください。
これは、ここのサイトでの情報の紐付け方を現したグラフィックです。サイト・クリエイター言葉だと遷移図ともいうかもしれませんが、まだブログをはじめて一ヶ月足らずなのに、既にこんなに複雑なんですね。
もしどこかのサイトを試してみたければWebsites as Graphs(グラフ化されたウェブサイト) で任意のURLを打ち込んでみてください。きっともっとややこしいものが見て取れると思います。ちなみにそれぞれの点の色にも意味があります。コンテンツの種類を示しているのですが、ごめんなさい、今、酔っ払っていて、訳す気には到底なれません。英語が苦手な方は辞書片手に上記サイトの説明を読んでみてくださいまし。
こうして見てみると、デジタル技術によって整理されているかのように見える情報も、使う側にとっては、さほど実用的ではないことが分かります。
デジタル、デジタルと騒ぎ立てている輩は結構いますが、実はまだまだ人間の知能には及んでいないのです。最も及んでいない領域の一つが、人の「直感力」であり、まだまだAI(人工知能)では、いわゆる「勘」的な判断はできないのです(知っている限りでは)。
と思っていたら、面白いものが出てきました。人間の直観力とか、個々人の整理の仕方の「癖」みたいなものは人間主導に任せて情報整理をしようと試みている新しいデスクトップのソリューションが、まだベータ版ではあるものの、発表されました。しかも3D的に。
これはトロント大学の学生 が制作しているプロトタイプ。
まさに、机の上で散乱している書類の山を整理するときのイメージに沿って開発されているソリューションなのです。使う側の個性を最大限に維持する、というコンセプトが強く伝わってきます。これならば、小生のような元来アナログな人間でも喜んでデジタル・アプリケーションを活用するでしょう。
ちょっと長いし(6分強)、英語だけど、「直感力」で内容は理解できると思います。根気強くこのビデオを観ましょうね。
↑ 上のスライドバーでこのエントリーの評価をお願いします!評価ランキングはこちら。
コメント
→ 過去のコメント集はこちら