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2006年7 月10日 (月)

触れる。残す。観る。

様々な人々の個性とかを直接感じることが少ない公共の場で、自分(たち)はここにいたぞぉ、って残したくなる習性って人間にはあるような気がする。観光地で名前を書き残していったり、防波堤にやたら相合傘が書かれてあったり、橋の下で見る暴走族の落書きもその類だと思う。

このインスタレーションがそういうことを目指したのかどうかは定かではないが、人々はスクリーンに触れてみると触れたものが記録されることに気づき、そしてなんらかの「個性」を残していこうという気になり、変顔をしてみたりして、次の人がどう見てくれるのかをちょっと気にしながらもその場を立ち去り、そして次に通りかかった人(たち)がまた同じような行動をとる、といった一種、人のコミュニティ形成を手助けする存在のような感じもする。

伝えたい内容がはっきりしていなくとも、人は何かを伝えたいという意思を人に感じてもらいたいもの。ちょっと前のプリクラしかり、写メールもそうなんじゃないでしょうか。

このインスタレーションのデモを観てそんなことを考えていました。

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