3Dの現状 - AR【拡張現実感】
みなさんはAR(Augmented Reality=拡張現実感) って聞いたこと、ありますか?詳しく勉強をしたい方は、まずは英語版ウィキピディア が参考になると思いますが、ここでは小難しいことは抜きにして、今後どんな形で私たちの生活に関わっていくのかをチラッとお見せしたいと思います。
最初にご紹介するのは、コーヒーテーブルの組み立てマニュアルです。一見、普通のマニュアル本なのですが...こちらをご覧ください。
これならば、マニュアルを読むのが苦手な地図を読めない女性諸君でも簡単に組み立て方法が分かることでしょう。これは「3D IKEA マニュアル」という名のプロジェクト。まだまだ実験段階のようですが、なんとなく近未来の生活シーンが思い浮かびます。
次にご紹介する3つのビデオは、既に日本でも展示会やイベントの客寄せ装置として2年ほど前から登場しています。見られている方もいらっしゃるんじゃないですか。
まずは1つ目。
これならば閉店後のショップでも店頭を行き交うお客様をおもてなしできますよね。ブティックであれば、ちょっとしたファッションショーだって繰り広げられるかもしれない。
2つ目のビデオはニューヨークのタイムズ・スクエアで展開されたトヨタのレクサスのプロモーション風景です。
今までのはただ眺めるだけの3Dですが、この3つ目のは、インタラクション、つまりこちらの動きに反応します。映画マイノリティー・リポートに出てくるタッチスクリーンは既に現実なのです。
そして最後にご紹介するのが圧巻。こちらは2004年にアメリカのアリゾナで行われたコンベンションでのセミナー風景。ちょっと長いですが(6分近く)、是非観てください。英語が分からなくとも大丈夫。どれが本物で、どれがバーチャル3Dなの?ってな感じです。こんなデモ、見たことがない!
都市開発計画やら、サッカーの試合に向けた戦術会議やら、バーチャル・リアリティな格闘ゲームなんかにもこのようなシステムが今後どんどん活用されていくんでしょうが、戦争のためのモジュールとしてだけは利用してもらいたくないですな。
【追記】 2007年2月24日
上記1つ目と4つ目のリンクが切れてしまっているので代わりにこちらを追加しておきます。
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