放映禁止になった車のCM
ある記事を読んでいたらニュージーランドで放映禁止になった日産TIIDAのテレビコマーシャルが最近あったというので早速調べてみたら、あのセックス・アンド・ザ・シティ のサマンサ役のキム・キャトラル が主演じゃ~ありませんか。この女優さん、小生よりも年上なのに、なんてセクシーなんでしょう。
で、その問題のCMを見つけることはできませんでしたが、どうも「でかい」とか「感じる」とかを連発していたらしいんです。
諦めかけていたら、オーストラリアで彼女がもうちょっと控えめにやっているのを見つけました。それが、こちらです。
ちなみに日産のコマーシャルの最後に出てくる「Shift_○○○」の○の中はこの場合「プレジャー」(=悦び)なのですが、同じ車でも国によってそのUSP(Unique Selling Proposition=ユニーク・セリング・プロポジション=差別的特長)が違うことがテレビコマーシャルを観ていると良く分かるんですね。お国事情ってやつです。
例えば、こちらのタイでは「エクスペクテーション」(=期待)になっています。
そしてこちら台湾では「スペース」(=居住性)です。
最後は中国から。こちらでは「コンフォート」(=安らぎ)になっています。
お国が違えば、伝えるべき内容も変わる。トーン&マナーも変わる。こういったことを未だに分からずグローバル・ブランドといって本社主導で制作したCMをローカル企業に押し付けてくる超一流企業があるということが情けなかったりするんですね。いや、本当に。
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