ブランドって何だぁ？

このゲリラ広告はカナダからのものです。

ターゲットはお医者さん。商品は手の消毒剤のPurell（プレル）。ご覧のとおり、黄色いスティッカーをお医者さんのオフィスにおいてある雑誌に張っているのですが、その張ってある場所とスティッカーのメッセージに工夫がされています。

実はスティッカーには小窓が開いており、雑誌の発行日が見えるようになっているのです。で、スティッカーには「～から、くしゃみをかけられています」とか「～から、病人の指でめくられ続けています」というメッセージ。よって、雑誌は古ければ古いほど良いわけですね。

スティッカーの下にはwash your hands（手を洗いましょう） というマイクロ・サイトのＵＲＬ。このサイト、行ってみるとわかるのですが、トップページがやたら長いロード状態になります。が、実はすぐに「きちんと手を洗うにはこれぐらい時間がかかります」 「気が遠くなるでしょう」というメッセージに続きて、右下に「時間が無い」というスキップ・ボタンが現れます。サイトに入ると「病気の原因となる菌の９９％を殺菌」というメッセージとパック・ショットだけで、あとはファイザーのサイトへのリンクが下にあるのみ。

ゲリラ広告としてのアイデアは面白いと思うのですが、どうやって実施したんでしょうねぇ。ってか、これってスパム？だって、その病院が清潔ではない、といっているようにも取られかねないように思うのですが。

出所：adfreak